【レポート】脚本・演出 石田 明 (NON STYLE) &東京公演ゲスト・盛山晋太郎 (見取り図) &King Boy (アケガラス) によるラップバトルシーンの公開稽古を実施!
<舞台『パリピ孔明』ラップバトルシーン 公開抜き稽古 オフィシャルレポート>
5月3日(金・祝)に開幕する舞台『パリピ孔明』に、人気お笑いコンビ・見取り図の盛山晋太郎が東京公演ゲスト7人の内の1人として参加する事が決定。5月6日(月・祝)16:30開演の東京公演千穐楽に登場する盛山が、脚本・演出の石田 明(NON STYLE)、ラッパーキング役のKing Boy(アケガラス)と共に、都内稽古場でラップバトルシーンの公開稽古を行った。
累計発行部数が220万部を突破した人気コミックス『パリピ孔明』を原作とし、TVアニメ化・実写ドラマ化・アニメ映画化と数々のメディアミックスを経て、満を持して舞台化を迎える本作。脚本・演出は石田 明(NON STYLE)が担当、諸葛孔明役を藤田 玲、月見英子役を岩田陽葵が演じる。
舞台『パリピ孔明』出演者がダンス稽古を終えた直後でまだ熱気の残る稽古場に、盛山がラフな装いで登場。
先日上方漫才大賞奨励賞を受賞し、今乗りに乗っている盛山だけに、待機席で稽古開始を待つ間も、硬質なオーラでひときわ存在感を放つ。
ラップバトルシーンの稽古が始まると、まずは石田を中心に、盛山、King Boyの3人で全体の段取りを確認。談笑も交えた和やかな会話が落ち着くと、石田は俯瞰でステージングを確認するため、スタッフ席に後退する。
ステージ上手に盛山、下手にKing Boyがスタンバイし、マイクを片手にいよいよラップバトルシーンに突入。
軽快なバックミュージックが流れると、まずはKing Boyが、ミドル音域が印象的なフロウで先制攻撃。稽古場がBB lounge(劇中に登場する、ラップバトルシーンの会場となる渋谷のクラブ)に様変わりする。
続く盛山がマイクに声を乗せた瞬間、稽古場の空気が一変。低音が印象的な独特のフロウでKing Boyに応戦。フリースタイルとは思えない、流れるようなラップバトルが展開され、見守る石田もそのリズムに体を揺らした。
記者も巻き込んだフリースタイルラップがひとしきり繰り広げられた後、バックミュージックが途切れるも、アカペラでラップを継続する盛山とKing Boy。所属事務所である吉本興業の中でも、随一のラップスキルをもつ2人の実力を裏づけるひと時となった。
諸葛孔明役の藤田 玲は「今回とても心強い日替わりゲストの皆様が参加してくださる事、とても嬉しく思っております。毎日のフリースタイルラップバトル、僕自身とても楽しみです!盛山さんは芸人さんでいらっしゃりながらラップができるなんて、芸人ならではのウィットに富んでいらっしゃいそうで、今から期待しまくりです!!」と本番が待ちきれない様子。
月見英子役の岩田陽葵も、「King Boyさんとゲストの方々が繰り広げるラップバトルシーンは、稽古場で見ている私たちも自然と歓声が上がってしまうほど。本番もめちゃくちゃ盛り上がること間違いなしです!!私も毎公演とっても楽しみです。ぜひ皆さんも劇場に、全身で熱いバトルを浴びに来てください!」と期待を寄せた。
文・山本知伽
撮影・川添純一